2019年冬アニメ総評
ついに冬アニメが終わり春アニメのシーズンへ。
最終話まで完走したアニメの総評を随時更新していきたいと思います。
- ケムリクサ
- かぐや様は告らせたい
- 五等分の花嫁
- revisions リヴィジョンズ
- W'z《ウィズ》
- 上野さんは不器用
- 賭ケグルイ××
- けものフレンズ2
- サークレット・プリンセス
- デート・ア・ライブIII
- ドメスティックな彼女
- マナリアフレンズ
ケムリクサ
あらすじ
赤い霧に包まれた、
荒廃した建造物に囲まれた人気の無い世界を舞台に
3人の姉妹が生き抜く物語。
物語の中心的人物でまとめ髪の特徴的なりん、
猫耳でいつもおっとりしているお姉さんキャラのりつ、
メイド調の服に身を包み天真爛漫なムードメーカーりな。
謎多き世界で
この姉妹が目指すものは一体…
(公式サイトより引用)
評価:90点
尻上がりに面白くなっていくタイプの作品。今期では一番好きだった。
序盤は世界観の理解が追い付かず戸惑うこともあるかもしれない。
3話くらいからが本番。そういう意味ではけものフレンズ1期に近いものがある。
終盤の刻一刻と時間がなくなっていくひっ迫感と怒涛の展開、過去の記憶の回想などに一気に引き込まれる。
こういった退廃的な世界観が好みというのもあるが、それを差し引いても魅力的なキャラクターや音楽、次回が気になる引きの上手さなどが相まって高いレベルに纏まっている。最近だと退廃的な世界観のアニメは…少女終末旅行などがある。
けものフレンズ同様、3DCGアニメに分類される。たつき氏の作品なので、若干間の抜けたような表情のキャラクターはかわいらしい。
OPは疾走感があるカッコいいもので、EDは初音ミクが歌っておりこちらも映像と相まって素晴らしい完成度。EDの映像はちょいちょい変わっているので飛ばさず見た方がよい。
かぐや様は告らせたい
あらすじ
秀知院学園の生徒会長である白銀御行と副会長の四宮かぐや(両想い)が如何にして相手に告白させるかという謎のバトルを繰り広げる。
互いにプライドが邪魔をして自分の気持ちに素直になれない二人の恋の行方は・・。
評価:90点
ケムリクサと並んで脳内ランキングトップ。
主題歌は何と鈴木雅之で何とも昭和チックでノスタルジックに仕上がっている。作中でも随所に東京ラブストーリーの主題歌やら冬のソナタの主題歌やら懐かしいBGMが散りばめられておりオッサンホイホイとなっている。
肝心の内容だが白銀とかぐやの駆け引きにもどかしさを感じつつもギャグパートはパンチが効いており引き込まれる。というかだいたいギャグパートか・・。初々しくて、ニヨニヨしながら見てしまう。
そして、サブキャラクター達も大変魅力的である。書記の藤原千花(公式ではヒロイン表記となっている)はウザ可愛いし、裏主人公?(公式設定)の石上優はクソ面白いし、かぐやのメイドの早坂愛(はーさか)はクール系さいかわ枠だし、柏木渚は名前もないモブと付き合ってるからどうでもいい。
前述のケムリクサは好き嫌いが分かれるだろうが、本作は比較的万人に自信をもって勧められる作品。迷ったらこれ見とけ。
五等分の花嫁
あらすじ
貧乏学生の主人公、風太郎。ひょんなことから五つ後同級生の家庭教師をすることに。全員そっくりの美少女だけど性格はバラバラ。一緒なのは全員成績が酷いこと()素直に勉強を教わってくれる・・なんてことはなく、皆好き勝手にやっている。まずは信用を勝ち取らねばならないようだ。そんなこんなで始まるトタバタラブコメディーなのであった。まる。
評価:80点
普通に良作だと思うのだが、かぐや様と比べると随所で作画が不安定であった。それから、やはりヒロインが五等分状態なので一人あたりに割かれる時間が少なく、特定のヒロインが特に好きという人にはやや薄味かもしれない。全員可愛いけどねとても。でも主人公の妹が一番可愛いかもしれn(ry
revisions リヴィジョンズ
あらすじ
個性際立つクリエイター陣がおくる、青春ジュブナイル“災害”パニック群像劇アンサンブル──
7年前のあの日、彼女は言った。
俺たちにいつか大変な危機が訪れる。
みんなを守れるのは俺だけだと。
誰も予言を信じていないけど、俺は毎日トレーニングして、
常に大事な仲間を守ってる。
そんな俺を認めてくれるように、
俺と4人の仲間に一通のメールが届いた。
そう。予言のときが、ついに、きたんだ……!
(公式サイトより引用)
評価:78点
正直めちゃくちゃ好みのジャンル。ロボアニメってほどじゃないけどメカが出るとか、近未来の技術とか・・大好物なんすよ。そういう補正込の評価であることに留意してほしい。アニメチック3DCG作品になるのかな。同期だとW'z《ウィズ》がそれに当たる。ストーリー自体は比較的ありきたりで主人公の大介が序盤~中盤にかけて滅茶苦茶ウザい。でも自分、そういうの全然イケる人間なんで。リゼロとかも何とも思わず見れたし。ここマイナス評定にならない。で、ヒロインのミロは可愛い。ああいう近未来のスーツ着た女の子っていいよね。慶作は終盤で(検閲により削除)けど、、概ねハッピーエンド。俺たちの戦いはこれからだ。
W'z《ウィズ》
あらすじ
荒城ユキヤ、たぶん14歳。
普段はひとりでDJやってます。
親の影響で、小さい頃から
ハウスミュージックを聴いてたから……
プレイ動画もちょこちょこアップしたりして。
誰かに何かを伝えたい。認められたい、必要とされたい。
けど、傷つくのは怖い。どこか噛み合わない日常……
ある日、視聴数を稼ぎたくてやったことが、
取り返しのつかないことになってしまった。
『あの世界』からの生放送。
それをきっかけにボクは狙われ、
人の願いと、想いの渦に巻き込まれていく。
自分ひとりではどうにもできない状況……
でも、誰かと一緒なら 。
(公式サイトより)
評価:80点
タイトルで新作アニメっぽい雰囲気出してるけど、ハンドシェイカーの続編です。
公式サイトのトップ画像だけ見ると腐枠に見えるの何とかしたほうがいいよ。
ハンドシェイカーから10年後が舞台。次の世代の子供の話。
選ばれた者同士で戦って勝ち残ると願いが叶うってWIXOSSっぽいよね。WIXOSSみたいに負けると願いが(検閲により削除)たり(検閲により削除)消えたり、勝ってもルリグに(検閲により削除)という二重のトラップがあったりしない優しい世界w
主人公が前作主人公の嫁に鼻の下伸ばしちゃうのはいただけませんなぁw最後はキッチリヒロインとくっつくのでオッケーですが。
ジグラートっていう現実世界の写鏡のような世界で戦うのだが、このジグラートに入るときの描写が非常に美しい。立ち並ぶビルに鮮やかな金魚など、さながら浴衣の柄のような、プロジェクションマッピングのような映像が映り込む。言葉に表すのが難しいので是非作品を視聴して確かめて欲しい。ハンドシェイカーから見てね。
上野さんは不器用
あらすじ
ココは、とある中学校の理科室━━━━。
科学部部長の上野さんは、部活の後輩・田中に恋する乙女。
天才的すぎる奇想天外な発明品を使って、あの手この手で気を引くためのアピール試みる。
1年生部員の山下も冷静沈着なアシストで上野さんをバックアップ!
果たして上野さんの恋は成就するのか!?
それとも・・・
(公式サイトより)
評価:75点
田中とかいうクソ鈍感野郎のことが何故好きなのかよく分からない系アニメ。
上野さんの発明品が毎度毎度馬鹿らしいことに超技術使われてて半端ない。汚いドラえもんというか汚いかぐや様というか・・そういう感じ。
上野さん普通に変態ですわこれ。痴女だし。普通におもろかった。
賭ケグルイ××
あらすじ
良家の子女が集う名門、私立百花王学園。
ギャンブルで支配されたこの学園の頂点に君臨するのは、
弱者の人生を支配し、政財界にすら影響力を持つ絶対的な支配者、生徒会だった。
しかし、生徒会長の桃喰綺羅莉は突然、生徒会の解散・総選挙を宣言する。
選挙のルールは一人一票。全生徒に学園の頂点を目指すチャンスが与えられる。
カオスと悦楽を求める綺羅莉の思惑による選挙戦。
さらに、その機に乗じ、新たな脅威が訪れる。
百喰一族――綺羅莉と夢子に連なる者たちが。
蛇喰夢子と友情を深めてきた鈴井涼太、早乙女芽亜里、皇 伊月の4名は、
この仕組まれた総選挙の中、自らの信念をかけた闘いを迫られる。
弱肉強食の学園で「餌」となるか、他を喰らい生態系の「長」となるか。
ギリギリの選択が心を揺さぶる「究極の選挙バトルロイヤル」がいま始まる!
(公式サイトより)
評価:70点
二期。相変わらずの顔芸。余裕でまだ完結しなかった。先の展開が読めるので意外性は少ない。塔のやつとか特にそう思った。直接的にギャンブルで命張ってたのは血清云々のとこだけかな。あとは頭回せば回避可能だったし。イマイチ緊張感も足りない。
けものフレンズ2
けものはいても・・
のけものはいないんじゃなかったのか?かばんちゃんとイエイヌがのけものだった。
評価:0点
序盤中盤はまだ見所もあったが・・マイナス点が多すぎる。イエイヌ回に関しては賛否が別れる部分だが最終話はどうしようもねぇ。ゴーサイン出した奴許さねぇからな。
サークレット・プリンセス
あらすじ
田舎から東京にやってきた中学生の佐々木優佳は、その日コンベンションセンターで行われていたMRシステムが生み出した最新のスポーツ「サークレット・バウト」の試合に出場していた無敗のエース・千景にたまたまぶつかってしまう。
サークレット・バウトに興味を持った優佳を見て千景が観戦に誘うが、手違いで実際に試合に出て千景と戦うことに…初めてのサークレット・バウトに戸惑いつつも優佳は次第に天性の才能を発揮し……!?
評価:75点
ソシャゲ原作(サービス開始しているとは言っていない)。DMMのブラウザゲー。この手のは基本みないのだが前述の近未来技術云々の趣味により視聴。王道スポ根モノなので普通に見れる。あとアングルがいいね。いわゆるビビッドアングルでケツやら脚やら見所多し。終盤は主人公とライバル枠のパワーインフレ半端ない。最終的にライバル枠が敗北を知りたいとか言い出してそれ何てバキ?嫌いじゃないよこういうの。
デート・ア・ライブIII
あらすじ
人類は『空間震』と呼ばれる新たな災害に見舞われていた。
空間を揺るがし、あらゆるものを破壊し尽くすその災厄は、
精霊と呼ばれる存在が臨界から顕現することにより発生するものだった。
空間震を止め、災厄を人類から退けるために必要とされる措置は、
武力をもって精霊を殲滅する、もしくは——
『デートしてデレさせる』!
精霊をデレさせ、更に『キス』をすることでその力を封印できる——
そんな能力を持っている高校生・五河士道。
人類の平和のため、なにより精霊たちを救うため——
士道は彼女たちとの『デート』に奔走する。
士道に心を開いた精霊・十香、四糸乃、琴里、耶具矢、夕弦、美九。
精霊を殲滅するべく動く<AST>。精霊を利用せんとする<DEM>。
精霊との対話を試みる<ラタトスク>。
そして、デレさせるべき新たな精霊——
すべてを巻き込み、新たな戦争<デート>が始まる——
(公式サイトより)
評価:75点
前半が新キャラの七罪関連、後半が折紙関連といった感じ。結局大体各ヒロインとデートしてるだけだった。緊張感も糞もあったものではないが、本作はそういう作品なので問題なし。折紙関連では折紙の過去が明らかになる。世界線やらタイムパラドックスを気にし始めると話が成立しないので気にしてはならない(戒め)。キャラは相変わらず可愛いしそういうアニメです。はい。
ドメスティックな彼女
あらすじ
幼いころに母を亡くした高校生・藤井夏生は、
高校の教師・橘陽菜へ密かに想いを寄せていた。
叶わぬ想いと心の中へ押し込み、
ふと誘われた合コンに参加した夏生は、
そこで出会った橘瑠衣と、なりゆきで初体験をしてしまう。
そんなとき、父が再婚することに。
父の再婚相手と一緒に夏生の目の前に現れたのは、
なんと陽菜と瑠衣だった……。
ひとつ屋根の下で暮らすことになった3人の、
ピュアで禁断過激な三角関係がスタートする。
(公式サイトより)
評価:80点
通称ドメカノ。三角関係モノですね。ぶっちゃけ瑠衣のほうが可愛いと思うんですけど(名推理)。申し訳ないがババアはNG。夏生君おませさんだからババアが好きなんすねぇ^~。でも1話から瑠衣と○○○します。これもうわかんねぇな。ちなみに完結しなかった。夏生君の下半身直結猿っぷりにちょっとイライラするかも。瑠衣の気持ちも踏みにじるし!ファッキュ!でも話は面白い。
マナリアフレンズ
あらすじ
グレアとアン(どっちもお姫様)が魔法学校でキマシタワーを建設する。
評価:90点
ここまでの中身があるアニメと同列で評価してはいないのでそこには留意されたし。ライトな百合が好きな萌え豚の皆さんには大変おすすめです。作画も大変いいので作画厨も安心して見てください。基本はアンがグレアとデートするか、グレアいないよー寂しいよーするだけです。グレアの尻尾が感情に連動して動くところとか、太ももとかに注目すると楽しめます。あとSEの芸が細かいのでヘドンホホ推奨。視覚・聴覚で楽しませてくれる映像作品としての評価。ストーリーはない。